梁川晃果園×織笠フリー対談

 

今回は、奥州市江刺区でりんご農家を営む“梁川晃果園”園主 菊池 晃さんをゲストに、フリー対談していただきました。

Taidan2011 09

織笠:りんごの木はりんごが実るまでに何年かかるんですか。

菊池:最低でも3年はかかるね…この苗木がうさぎに食べられてしまったもの。

織笠:うさぎが枝を食べるんですか?

菊池:うさぎは芽を食べるんだよね。歯の掃除をしているんです。この園地の周りには網を張っていないので、動物たちにとっては食べ放題!

織笠:ナチュラルですね…

菊池:共存です。共に生きる…いつか恩返しがあるだろうと期待して(笑)

織笠:フランスに行って驚いたのは、『りんごの木』なんですよね!わんさか枝や葉がついている『木』。育て方とかあんまり気を遣わないのかな。

菊池:ヨーロッパの方はこうゆう立派なりんごじゃなくて、虫が食おうが、病気にかかろうが関係ない、ただ健康のためにリンゴを食べるという習慣ですよね。日本は見かけが良くないと売れないんです。

織笠:りんごの収穫時期はどこを見れば分かるんですか?

菊池:お尻ですね!お尻を見ます。色付いても青みが残っているものがいい。青みが残っていないと日持ちしない。お尻がすでに黄色くなってしまったりんごはすぐに軟化してしまうんです。

織笠:ここ何日かすれば、一気に収穫時期になりそうですね。

菊池:りんごの表面にワックスがかかるんです。油がのるんですね。そうなってくると美味しくなる。食べ頃。りんごが持っている油ですね。

織笠:ワックスって人工的にやるのだと思っていました…りんごも自分を守りたくて表面に油を出すんでしょうね。そうゆう生命力がすごいな!

 

織笠:りんご作りで一番心掛けていることは何ですか?

菊池:品質ですね。買って頂いた人から「あんだのりんご買ったら美味しがったよー」「美味しかったよ、また頼むね」って言って頂くのが一番ですね。

織笠:りんごはやっぱり素直なんでしょうね。手抜きすれば必ずそれが表れる。嘘をつかないんじゃないでしょうか。

菊池:植物は嘘つかない。肥料しすぎればお尻が青すぎてでんぷん質が抜けないりんごができたり、大きくなるけど肩がはったりんごができたり。見た目も良くないし、丸くない。しっかり適正適管理してあげないと。…このりんご、いい色ですよ!食べてみてください。もぎたてだから渋みがあると思うけど…

織笠:…りんごの味がする…旨い!市場に出ているりんごはこうゆう味しないですよね。うん、旨い!

菊池:日が経っただけどんどん味は劣化していきますからね。収穫して、農協の冷蔵庫にストックして、市場に行って、お店に行く…お客様が食べる頃には収穫後10日くらい経っているんじゃないでしょうか。

織笠:手間を惜しまず育て上げる…りんご1個1個が我が子のようなのでしょうね。

菊池:なかなか思ったようにならないものです。何年やっても難しいですね。

織笠:こうして大切に育てられたりんごを、より一層美味しいものに加工して提供するという使命が我々にはあります。1個1個のりんごを、食材をもっともっと大切に扱わなきゃいけないな…それにしても見晴らしがいい場所ですね!

菊池:30年前、山を切り崩して園地にしたんです。晴れていればもっと気持ちがいいですよ。是非またいらしてください。

梁川晃果園

〒023-1341奥州市江刺区梁川字水上沢279
TEL.FAX:0197-37-2690

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