黒澤 知代×織笠フリー対談

 

今回は、フラダンスのインストラクター、黒澤さんをゲストにフリー対談していただきました

黒澤 知代×織笠フリー対談

織笠::フラダンスとの出会いは何だったんですか?

黒澤::友達と旅行に行った時、初めてフラを見たんです。もともとダンスをやってたこともあって興味を持ったんですよ。でも踊りより先に、ハワイの文化とか歴史の方にすごく興味を持ったんです。古典の踊りが神様や自然にささげる踊りだったりして…それで歴史が好きになって学び始めました。日系移民、パールハーバー、王朝時代とかね…。フラを踊れるようになって、教えられるようになれればいいなと思って…。

織笠::私はフラダンスって教養はないけど、踊りには色んな意味があるんですよね?

黒澤::そうですね。空だったり波を手話のように表現します。

織笠::古き良き文化を、地元で伝承させようというのは私も共通するところがありますね…ヨーロッパへ行って、北上と同じような気候・風土が向こうにもあって…商売という部分も考えながら伝統を伝えて行ければいいなと思ってるんです。ハワイとフランス、国は違うけど、そうゆう意味では同じなのかな…。

黒澤::そうですね。

織笠::お菓子の場合も、一つのお菓子に対しての歴史を知ることはとても重要だよね。宗教がきっかけでできたお菓子があったり。

黒澤::そうですね。私も、踊りもそうだけど、ハワイの歴史を伝えたいな。ハワイは火の神様や雪の神様の神話がとても多いんです。それを去年の公演で、歌と、踊りとセリフで表現しました。ペレっていう火の神様がハワイ島にいるんですけど、私はその役をやりました。ペレは怒りやすくて嫉妬深い…怒ると溶岩を出しちゃうんです…!

織笠::やっぱりそのものの背景を知らないと、踊りで表現できないものですか?

黒澤::そうですね。気持ちが入らなかったり、表現するのが難しいと思います。メンバーにもそれをわかってもらいたかったし、ショーを見て頂くお客様にも伝えたかった。ハワイは自然のものを大事にするんですよ。生の花で髪飾りやレイを作ったり…岩手ではなかなか難しいんですけどね…。

織笠::なるほど…そういえば、パリ祭っていうイベントがあって、今日たまたまスタッフと、そのお菓子を作ってたんです。パリ祭はフランスが独立した日なんですが、やっぱりその歴史背景を知らずしてものをつくると、これぞフランスだっていうお菓子の表情が出てこないんです。お客様に受け入れられるお菓子を作らなきゃないけど、かたやフランスをコンセプトにしている以上、『フランスのお菓子』を伝えて行かなきゃいけないとも思うんです。この北国で、ハワイという南国文化を伝えるのもご苦労があるのではないでしょうか。

黒澤::そうですね、でも逆に、遠い文化に憧れるところがいいのかもしれないですけどね。なかなか行けないからこそ、音楽とか踊りを地元で聞いたり踊ったりして異国文化を感じられるのはいいことですよね。

織笠::最後に、黒澤さんにとって、フラとはなんですか?

黒澤::生活の一部ですね。家も、着るものもそうだし。音楽も、踊りも常にそれがないと…

織笠::うんわかる!全部がそうなっちゃうよね。私もフランスに染まった人間です…恩返ししたいとも思いますね。

黒澤::友達からも好きなことが仕事でいいねってよく言われるんですけど、その通り!天職だなーと思います。幸せですね。

黒澤 知代
Tomoyo Kurosawa

奥州市水沢区出身。インストラクターをしながら様々なダンスに挑戦する中でフラダンスと出会う。
現在は、盛岡、北上、水沢、遠野などでフラダンス教室を開き、多くの公演をしながら、ハワイ文化を伝えている。